【今年から新生Phantom of sorrowとして蘇る予定なので、昔話など少し…。】

去年10週年を迎えて、同時にメンバー2名失いましたが、何とか新メンバーを探し出し、バンド続行へ舵を切った訳ですが…去年1年ほぼ活動していないので、色々鈍っては居ますが、逆に心機一転するには丁度良いかなとも思っています。

この10年を振り返って見て、10年って長いなと思いつつも、あっという間だったなと、ありきたりな感想を述べてしまうわけですが…。

2008年の春に、ベースのShinjiが言い出して結成したバンド。
当初は、こんな状態になるとは思ってなかった。
前年の暮にマヴェリックを脱退して、正直もうバンド辞めようかと思ってた矢先に、Shinjiから「暇なら何か演りましょう。」と言われて、当初はそれまで避けてたメタルを演りたいと思ったわけです。

ただ、メタルと言っても、マヴェリックの様なストロングスタイルじゃなくて、ラムシュタインとキルスウィッチ・エンゲイジを足したような、インダストリアルメタルコアとでも言うか、プログレッシブメタルコアとでも言うか、とにかくソレまで無かったようなサウンドを作るか、そうでなければゴシックシンフォニックを演りたいと思ったんですよね。
当初はそのインダストリアルメタルコア的なサウンドにしたいと語ってたんですが、どうもオレは語彙が乏しくメンバーにオレの意思がちゃんと伝わらなくて、なんだかよく分からない感じに成ってたんです。
で、集まったメンバーの内、ボーカルがハードロックは好きだけど、メタルを知らない人で3ヶ月持たなかった。w

で、先ずボーカルが音信不通に…。
仕方がないので、新しいボーカルを探したが、これがまた難航して、ShinjiがShiori(現Leopardeath Purple)を連れてきた。
これが良かったけど、もうインダストリアルメタルコアじゃ無くなった。

得体の知れない状態で初お披露目をしたが、イマイチ反応が鈍くバンドはこのまま頓挫するかと思った。
程なくしてリードギターのRyu が脱退したので、動きが更に鈍った。
オレがリードギターを練習して、サイドギターを入れてライブを演ったりもしたが、しっくり来ない。
この迷走した時期が有ったからこそ、今の Phantom があると思います。
試行錯誤の末、打ち込みを使ったシンフォニックメタル路線に完全に切り替えた。

これが、良かった。
新体制の初お披露目は旭川でのサーベルタイガー復活ライブ。
このライブは、今でも思い出すが大盛況だった。
誰も知らない札幌のアマチュアバンド。
一応オレは元マヴェリックで海外ツアー経験もあるが、そんな事はなんの足しにも成らないのがこの世界。
バンドとしての知名度は無いに等しい状態だったが、その時の観客から、楽曲の完成度の高さ、演奏力の高さを評価され、音源発売を熱望されたわけだ。

ここでバンドの動きが変わった。
それまで、暇つぶし程度に活動していた、Phantomが、バンドとしてちゃんと活動しようという動きに成っていった。
制作した2曲入りシングルを次のライブ会場で売ろうとして、仲間の若いバンドに「CDってどのくらい売れるものなんだ?」と聞いたら、1ライブで2〜3枚売れれば良いと言われて、流石に2〜3枚は無いだろうと思って10枚用意してライブ会場に向かった。
蓋を開けてみると、演奏後その10枚は瞬時に完売。
売り切れにもかかわらずまだ欲しがってる人が居て、たまたま車に別な所に持っていく予定だった10枚が有ったので、それを下ろしてきて売ったが、それも瞬時に完売。
仕方がないので注残を受けて帰るほど大盛況だった。
しかし、レコーディングを繰り返す内にメンバー間に細かいズレが生じた。

先ず、打ち込みに合わせて演奏することに耐えられなく成ってた、ドラムのSawaが脱退。ヘルパードラムで活動を続けるが、ボーカルのPurpleの音楽性と、Phantomの音楽性が合わなく成っていったのか、翌年Purpleが脱退した。

オレは活動を止めたくなかったので、無理やり新ボーカリストを立て、ドラマーも新しいドラマーを起用して、新曲も書いて活動を続行させた。
しかし、半年もするとボーカリストの不祥事で、バンドはまた暗礁に乗り上げることに成る。
この時点で既にバンドは結成から4年半程経過していた。

その後、半年ほどのブランクの後、ドラムのTsuyoshiボーカルのKAINが決まって、皆さんご存知のPhantom of sorrowに成るわけです。
丁度、嬢メタルが流行りだした時期でもあり、KAINを迎えた新生Phantomは、上々の滑り出しだった。
BURN別冊METALLIONにも、北海道嬢メタルとして紹介され、一気に知名度も全国区になり、その勢いでシングルも作成して、道外進出を果たした訳です。

その後、2015年にはフルアルバムを制作し、レコ初ツアーと称して、念願の東名阪ツアーを敢行したり、毎年東京のイベントに呼んで頂いたり、地元でも年末のSapporo バンドオブ・ザ・イヤー常連にさせて貰ったりと比較的濃い活動をしてきたと思います。
そして2018年、5年間連れ添ったメンバーKAINと10年共に戦ったShinjiを失うわけです。
人生におけるスタンスや、生活環境の変化等、足並みが揃わなく成る原因は様々ですが、KAINは5年、Shinjiにおいては10年も活動を共にしてるので、脱退しても尚、まるで家族のように感じています。

そんな10年を経て、ここで次のステージにTransitionする訳ですが、今度のPhantom of sorrow は今まで以上にパワーアップしてます。
まだ、正式発表には少々時間がかかりますが、期待して待って貰って良いと思います。
また皆さんに、Phantom of sorrow としてお目に掛かれる日もそう遠くないと思っております。
その時はどうぞ宜しくおねがいします。

KIYA-HEN

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